Sillage / 読み物
COMPAREアエソップとディプティック、ナチュラル系ニッチの本流
植物的・アート寄りで似ているようで、実は系譜が違う2つの老舗ニッチ。
ディプティックは1961年、パリの3人の創業者がセレクトショップとして始めた。アーティストや文化人と関わりながらキャンドルとオードトワレを展開し、タムダオ(2003)など瞑想的で文学的な香りが知られる。アートとしての香りという立ち位置を一貫している。
アエソップは1987年、オーストラリア・メルボルン創業。スキンケアから出発した経緯もあり、植物原料と化学への深いこだわりが特徴。タシット(2015)はユズとバジル、ベチバーで「香りで涼を演出する」という発想を体現している。
ディプティックは「世界観の演出」、アエソップは「素材への信仰」。どちらもパッケージから世界観が一貫しており、空間や生活に置きたくなる類のブランド。香りの強さは両者とも控えめで、ニッチ入門に最適。