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シャネルとディオール、パリ二大メゾンの違い

ともにパリのオートクチュール出身。香水ではどちらも王道とされるが、性格は対照的。

シャネルは1910年、ガブリエル・シャネルが帽子店から始めたブランド。1921年のN°5で「抽象的なアルデヒドを核とした近代香水」を発明し、現代フレグランスの規範を作った。一貫して引き算の美学があり、メンズのブルー ドゥ シャネルやアンテウスにも、ノートをぎりぎりまで削いだ端正さがある。

一方ディオールは1947年、戦後ファッションを変えたクリスチャン・ディオールが立ち上げた。香水ではミス ディオール(1947)から始まり、ファーレンハイト(1988)、ディオール オム(2005)、ソヴァージュ(2015)と、時代ごとに大胆な解釈を世に出してきた。劇的で、わかりやすく目を引く構築美が共通項。

選び分けるなら、礼節や端正さで攻めたいときはシャネル、自分を一段押し出したいときはディオール、と整理できる。価格帯はほぼ同等、どちらも長く付き合える伝統メゾンであることは間違いない。

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